新型コロナウイルスの院内感染防止対策につきまして

当院では、患者さまに安心して矯正治療を受けていただくために新型コロナウイルスの院内感染防止対策を強化しております。

 

(従来より行っている院内感染予防)
・エプロン、コップ、術者のグローブの患者さまごとの交換
・治療器具は、ハンドピース含め全て患者さまごとに交換し、完全滅菌
・診療台や操作パネル等の消毒液による清拭
・口腔外バキュームの全診療台での使用
・スタッフの頻繁な手洗いと手指消毒

 

(新型コロナウイルスの院内感染対策)
 当院は、換気の悪い密閉空間ではありません。また、一時に多数が集まる密集場所でもありません。ですが、新型コロナウイルスの危険な点は、感染力が強いこと、自覚症状のあまり無い感染者からの感染のリスクがあることと考えられます。その点から、当院では以下の2つのポイントを重要視しています。

1.感染疑いのある方の他者への接触回避
 これは最も重要なことであると考えます。
 37.5℃以上の発熱が続く方やだるさ、息苦しさがある方は受診をお控えいただき、アポイントを延期させていただきますのでご連絡ください。
 また、37.5℃未満の方でも、平熱より高い熱が続く、のどの痛み、せき、だるさ、息切れ、嗅覚味覚の違和感などの症状がある方は、ご相談をさせていただきたいのでお電話ください
 現状、ご来院された全ての方に受付にて手指の消毒、必要な場合の簡易検温をお願いしています。ご理解の程、お願い申し上げます。
 また、当院スタッフの体温測定、体調管理を徹底いたします。

2.自覚症状の無い感染者からの感染対策
 新型コロナウイルスの感染者にはほとんど自覚症状のない方もいらっしゃるようで、そのことがこの感染症対策を難しくしていると思われます。 
 最近、新型コロナウイルスに対しての新たな研究結果が発表されました。
『 アメリカ国立衛生研究所(NIH)のウイルス学者、ニルチュ・ファン・ドゥーラマーレン氏と、モンタナ州ハミルトンにあるロッキー・マウンテン研究所の研究チームは、SARS-CoV-2が様々な物質の表面でどれくらい生存できるのかを調べた。医学雑誌「New England Journal of Medicine」に掲載された研究結果によると、せきの飛まつで空中拡散した新型ウイルスは、最長で3時間生存できる。また、1~5マイクロメートル(人間の髪の毛の幅の30分の1)ほどの細かい飛まつは、空気中に数時間とどまることもあるという。つまり、フィルターのない空調設備で拡散される新型ウイルスは、最長で数時間しか生きられない。また、空気中にただよう「エアロゾル」状態のときに気流が動くと、飛まつは何らかの表面に素早く付着しがちだ。しかしNIHの研究では、段ボールに付着したSARS-CoV-2は最大24時間、プラスチックやステンレスの表面では2~3日間生存することも明らかになった。』 (BBC NEWSより)
 この研究結果を考慮し、当院ではウイルスが院内に侵入した場合を想定した対策を以下の通り行っています。

①空気中(エアロゾル)のウイルス対策
 ここで最も重要なのは換気です。当院の対策を以下にご説明いたします。
頻繁な換気

・過去にコロナウイルスへの効果が認められた空気清浄機(シャープ プラズマクラスター)の稼働 
 シャープ、イオン放出によるコロナウイルス不活化を実証 (2004.07.29 日経メディカル)
『 シャープは7月27日、空気中にイオンを大量放出することによって、SARSコロナウイルスと同じコロナウイルス科に属するネココロナウイルスの不活化を実証したと発表した。ウイルス不活化を実現したのは、同社が「プラズマクラスターイオン技術」と呼ぶ方式で、空気中の酸素分子と水分子から生成したプラスとマイナスのイオンを空気中に大量放出するもの。放出されたイオンが浮遊カビ菌やウイルス、ダニアレルゲンなどの浮遊物質を取り囲み、化学反応によって不活化する。今回実施したネココロナウイルスに対する実証実験では、40分間以内に99.7%のウイルス不活化に成功したという。』
         
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湿度の徹底管理
 感染防止のために適度な湿度が重要であろうと報告されております。

   DAIKIN ストリーマ加湿空気清浄機

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新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)、マウスコロナウイルス(MHV-A59)に対するストリーマ技術による不活化効果を確認
新型コロナウイルスを3時間で99.9%以上不活化 (2020.07.16)

ダイキン工業株式会社は、当社独自のストリーマ技術の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)およびマウスコロナウイルス(MHV-A59)に対する不活化効果を東京大学大学院 農学生命科学研究科 久和茂教授、岡山理科大学 獣医学部・微生物学 森川茂教授らの研究グループと共同で実証しました。

当社は2004年よりストリーマ技術の効果検証として、ウイルスでは鳥インフルエンザウイルス(A型H5N1)やRSウイルス、マウスノロウイルス、細菌では大腸菌や緑膿菌、アレル物質ではスギ花粉やカビ・ダニのフンや死骸など60種類以上を公的機関にて実証してきました。今回新たに、ストリーマを3時間照射することにより新型コロナウイルスおよびマウスコロナウイルスが99.9%以上不活化することが確認できました。

 

 

大分空港、ニッポン放送全スタジオ、東京ドームや多数の医療機関で導入実績のある『エアロシールド』の設置

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(以下、公式HPより)
【公式】エアロシールドとは? | エアロシールド株式会社

AEROSHIELDとは?
世界基準の紫外線 室上部照射方式で、空気環境の改善を目指します。
空気環境対策に、新しいご提案です。
紫外線は波長によりUV-A・UV-B・UV-Cの3種類に分類され、その効果も異なります。「エアロシールド」は高い浮遊菌・ウイルス減少効果を持つ「UV-C」ランプを使用しております。UV-Cの波長は「耐性菌をつくらない(※1)」「常温で利用可能」など、紫外線照
射効果の優れた特性があります。
※1:紫外線に対する抵抗力を持った菌
人がいる空間でも安全に紫外線照射
「エアロシールド」は特殊なルーバー(仕切り板)構造による紫外線の水平照射を実現しており、天井付近に紫外線ゾーンを形成します。人が生活する空間に影響を及ぼすことなく24時間使用できます。また設置やメンテナンスの際にはJIS規格に基づいた適正な基準を設け、紫外線を測定し安全管理を徹底しております。
CDC(米国疾病対策センター)は、WHO(世界保険機関)とともに世界の感染症に対応する専門機関です。「エアロシールド」が採用しているUV-C(紫外線C波)を利用した空気清浄法はCDCが発行する「医療機関における結核菌伝播予防のためのガイドライン」で「UVGI」として掲載されています。
本製品は社団法人日本工業技術振興協会の技術評価情報センター(CTA)による技術評価を受けており、「競合他種の装置に比較してきわめて大きな優位性を発揮するのもと考えられる。」という評価を頂いております。

私たちが普段吸っている空気には、非常に多くの菌・ウイルスが存在しています。
「エアロシールド」は第三者研究機関の実証試験により、「実空間における浮遊菌減少が89.6%」と結果を得ています。この試験は試験用ボックスではなく実際に人が生活する広さの空間で行なわれており、実用性も証明されています。また、医療機関をはじめ様々なお客様の施設においても実証試験を行い、同様の浮遊菌減少の結果が得られています。

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導入実績
エアロシールドを設置いただいているお客様をご紹介します。
医療施設(病院、クリニック)
医療施設は、どこよりもまず空気環境対策が意識される場です。
CDCのガイドラインでは、HEPAフィルタとUVGI(紫外線照射)、この2つの方法による浮遊菌・浮遊ウイルスの減少方法が、空気環境対策に有効な方法であると紹介されています。エアロシールドは、UVGI方式を採用した効果的な空気環境対策装置であります。
• 慶応義塾大学病院、大分県立病院、岩手県立中部病院、村橋病院、大井町駅前クリニック、かわらだクリニック、つちはし医院、なおみ&ふじおクリニック、ミチワクリニック、清和医院、塩澤医院、共立医院、永江医院、岩下クリニック、清湘クリニック、増田クリニック、竹村医院、長生堂渡辺医院、日田みよしクリニック、樋口医院、松浦クリニック、高岸小児科医院、みやわき小児科、ささきこどもクリニック、しまだこども医院、どんぐりこどもクリニック、かわじり内科医院、はらまき内科消化器クリニック、よしとみ内科、吉田内科クリニック、おおた内科消化器科クリニック、古賀内科医院、細川内科クリニック、荘園内科クリニック、福浜中央クリニック、大塚内科リウマチ科クリニック、入江内科医院、富田内科医院、末吉外科医院、日高大腸肛門クリニック、多田整形外科クリニック、耳鼻咽喉科しげみ医院、松岡耳鼻咽喉科医院、山口耳鼻咽喉科医院、さこう整骨院、なごみペインクリニック、そうだレディースクリニック、大塚泌尿器科産婦人科クリニック
• 福崎歯科、いわきり歯科クリニック、アートインプラントセンター、あおき歯科クリニック、つかもと歯科医院、ウェストデンタルクリニック、奥村歯科診療所、さくら歯科、中橋歯科医院、ふくい歯科医院、ホワイト歯科片山、宮崎歯科福祉センター障害者歯科診療所、ふじしま歯科医院、佐和歯科医院

エアロシールド株式会社 のプレスリリース(一部)

空港では初!大分空港に紫外線照射装置「エアロシールド」を設置
2020年11月16日 10時00分エアロシールド株式会社      
横浜駅の駅ナカシェアオフィス「STATION DESK 横浜」に紫外線照射装置「エアロシールド」を設置
2020年10月26日 10時00分エアロシールド株式会社      
紫外線照射装置「エアロシールド」をニッポン放送 全スタジオに設置
2020年9月17日 10時00分エアロシールド株式会社      
大分県立図書館に紫外線照射装置「エアロシールド」を設置
2020年9月7日 14時50分エアロシールド株式会社      
鉄道の安全・安心な運行管理を担うJR西日本指令所に紫外線照射装置「エアロシールド」を空気環境対策の一環として導入
2020年7月17日 15時50分エアロシールド株式会社      
紫外線照射装置「エアロシールド」を活用した空気環境対策のJR東日本施設への導入について
2020年6月24日 10時07分エアロシールド株式会社      
UVGI 紫外線照射装置「エアロシールド」をプロ野球公式戦開幕への空気環境対策として読売巨人軍の本拠地・東京ドームに設置
2020年6月19日 08時09分エアロシールド株式会社      
STOP感染症2020フォーラムでの「新型肺炎対策緊急提言」及び「ストップ感染症2020戦略会議 中間報告」
2020年2月28日 13時26分エアロシールド株式会社  

 

 

ウイルスよりも小さな0.0146μmの微細粒子まで除去が可能な空気清浄機「Airdog(エアドッグ)」の設置

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エアロシールドとの併用により、施術中の浮遊ウイルス対策が期待できると考えております。

 

ウイルスよりも小さな0.0146μmの微細粒子まで除去が可能!シリコンバレーで開発された【世界初】の空気清浄機「Airdog(エアドッグ)」本格販売開始(プレスリリース 2020.6.9)

「Airdog」は、米国特許取得※1の独自のテクノロジー「TPAフィルター」を搭載した唯一※2の空気清浄機です。一般的に空気清浄機が除去可能な吸着粒子の最小サイズは0.1~0.3μm※3ですが、「Airdog」はインフルエンザウイルスの0.1μmよりもさらに小さな0.0146μmの微細粒子まで除去※4が可能。また除去率については、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物(フロン・ベンゼン・トルエン)※5、一般細菌※5、ブドウ球菌※6、PM2.5※5は99.9%を除去。インフルエンザウイルスについては99.8%の除去※7を可能にします。

※1 :米国特許番号:US9868123B2/US9735568B
※2 :2020年6月9日時点
※3 :国内外の空気清浄機7社7機種公表の比較調査データに基づく(自社調べ)
※4 :第三者機関による試験結果に基づく/試験機関:National Center of Quality Supervision and Inspection ando Testing for Air Conditioning Equipment
※5 :第三者機関による試験結果に基づく/試験機関:Socie Generale de Surveillance SA
※6 :第三者機関による試験結果に基づく/試験機関:Jiangsu Calibration and Supervision and Inspection Center of Clean Equipment
※7 :第三者機関による試験結果に基づく/試験機関:Guangdong Detection Center of Microbiology

▼空気清浄機「Airdog(エアドッグ)」公式サイト▼
https://airdogjapan.com

【Airdog(エアドッグ)」商品特徴】

■独自テクノロジーのフィルターで“ウイルス以下サイズ”の微細粒子まで吸着!
「Airdog」に搭載されている「TPAフィルター」は、電磁場をつくることにより有害物質をプラスイオンで帯電させ、磁石のようにフィルターに汚れを吸着して除去します。だから、一般的な空気清浄機に使用されている紙フィルター「HEPAフィルター※8」では除去が困難な、ウイルスより細かい0.1μm以下の微細粒子0.0146μmの除去を実現できるのです。

※8 :条件としてJIS規格で定める「定格風量で粒径が0.3 µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つ」エアフィルター

    

 

 
 
②物質表面の付着(飛沫)ウイルス対策
 当院内に関わらず、ご自分の身を守るのに重要なことは、ウイルスのついた手で目、鼻、口などに触れる前に手洗い、手指消毒をすることです。
 そのため、当院といたしましては、院内に付着する(している)かもしれないウイルスに対しても全力の対策を行っています。
・前述したご来院者全員の手指消毒(アルコール消毒液、非アルコール消毒液)

・ドアノブ、取っ手、手すり、トイレをアルコールおよび次亜塩素酸ナトリウムで除菌

・全国の救急車、病院、ホテルなどで採用され、空間全体の各種ウイルス不活性化の報告のあるオゾン発生器の使用

(オゾンの効果について)

 世界初オゾンガスで新型コロナウイルスが無害化 1万分の1程度に (5/15 読売テレビ)
奈良県立医科大学は、オゾンガスを使った新型コロナウイルスの無害化を、世界で初めて確認したと発表した。
奈良県立医科大学矢野寿一教授「新型コロナに対しても不活化する能力を確認したのが世界初」
奈良県立医科大学の研究グループは、培養した新型コロナウイルスが入ったアクリルの箱の中で、オゾンガスを発生させる実験を行った。その結果、条件次第では感染力を持つウイルスの数が、1万分の1程度にまで減ったという。
現在、医療機関での消毒作業は手作業が中心となっていて、オゾンガスの活用で作業の負担軽減が期待される。矢野教授は「病棟や診察室での応用を期待している」と話している。研究グループは、実用化を目指し実験を続けるとしている。

 ヤクルト「オゾン脱臭機」設置(1/31日刊スポーツ
『 オゾンには安全にウイルスを除菌・分解できる効果がある。オゾン脱臭機は空気清浄器と違いドアやロッカーに付着したものも分解できるため、インフルエンザや結核対策として用いられる。新型コロナウイルスへの効果はまだ明確でないが、担当者は「インフルエンザ対策としての経験上、リスクを下げる効果はおそらくある」という。オゾン脱臭機は、東京管内の救急車約300台に搭載。中国武漢からチャーター機で帰国した体調の悪い人を搬送した救急車でも使用されたという。』
   
(オゾンの安全性について )
 オゾンには残留性が無く、酸素に戻って完全無害化されます。そのため、その効果や安全性の高さからオゾンは厚生労働省が定める食品添加物に認められています。ただし、酸化力が強いため、高濃度のオゾンに曝露されると身体への悪影響も懸念されます。
『 特定非営利活動法人日本オゾン協会(以下、日本オゾン協会)は独立行政法人国民生活センターからの要望を受け、安全で一定水準以上の品質を有するオゾン発生装置を消費者の方に供給することを目的として、2018年(平成30年)に「小型オゾン発生装置認定制度」を立ち上げ、運用しています。本制度は小型オゾン発生装置について、その製造事業所及び型式製品が日本オゾン協会の定める「小型オゾン発生装置製造事業所登録及び小型オゾン発生装置型式認定規程」に合致しているかどうかを審査し、認定するものです。日本オゾン協会のホームページには、一般消費者がいつでも確認出来るように認定を受けた製造事業者名(輸入業者も含む)、製品の型式、認定年月日、有効期間を掲載しています。』(独立行政法人 国民生活センターHPより)


(当院での使用機種)
 オーニット社製 エアフィーノVS-50S (日本オゾン協会認定)   
『 人感センサーでオゾン発生量を自動制御。安心してご使用頂けます。』(オーニット社HP)

*当院における本機の稼働は診療時間外のみといたしております。

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